2024-03-21 半導体製造へのデジタルツイン統合 - SEMIワークショップレポート By Mark da Silva, Nishita Rao and Karim Somani デジタルツインが業界の成長に欠かせない実現技術として注目を集める中、カリフォルニア州ミルピタスのSEMI本部で開催された「Semiconductor Digital Twin Workshop」に、装置メーカー、デバイスメーカー、エンドユーザーを含む半導体エコシステム全域から主要プレーヤーが参加し、最新のデジタルツインの発展を討議し、技術進歩への道筋を探りました。 Read More
2024-03-21 SEMI半導体気候関連コンソーシアムのワーキンググループ進捗状況とCDPの最新報告 By John Golightly 半導体業界がネット・ゼロに向けて前進を続ける中、SEMI半導体気候関連コンソーシアム(SCC)の活動は、半導体のグローバルバリューチェーン全域にわたる温室効果ガス排出削減というミッションに向け業界を導く上で欠かせない存在となっています。 Read More
2024-01-14 設備投資計画の実現に求められる女性の力 By Catherine Hunt Ryan 建設業界で女性雇用を増やせる最大の可能性は、専門スタッフよりも女性比率がはるかに低い技能職にあります。 女性は全労働人口の47%を占めますが、建設技能職の女性比率はわずか4%しかありません。 Read More
2023-10-25 量子エンジニアード材料による半導体の性能向上 By Bob Smith 半導体材料および技術のライセンス企業であるAtomera社がESD Alianceに加入されるにあたり、同社のCEOであるScott Bibaud氏にトランジスタを強化して電子製品の性能を高める原子レベルの技術について話を聞きました。 Read More
2023-07-25 多様性豊かな人材プールを受け入れるために By Adriana Platt 進化するチップ業界の人材需要に適応するためには、LGBT+のコミュニティの労働文化を改善し、この分野の優秀な人材を惹きつけるように業界全体をシフトすることが重要です。IntelのAdriana Platt氏はIntel Out & Ally Leadership Council(Intel OALC)を設立し、企業がLGBT+を含む多様性豊かな人材を積極的に受け入れる必要性と、社内の前向きな変化につなげた経験を語っています。 Read More
2023-05-07 MEMS&センサー市場予測:半導体産業減速の影響 By Tim Brosnihan MEMS とセンサーは、IoT、ウェアラブル、スマートホームなど、私たちの生活を改善する有望技術として、あらゆる技術の中で突出した存在となっています。5月23日~24日にマサチューセッツ州のMITキャンパスで開催されるMEMS & Sensors Technical Congress (MSTC)で講演予定のNora Houlihan氏(OMDIAのMEMS&センサー担当シニアリサーチアナリスト)に、MEMS市場動向について聞きました。 Read More
2022-11-24 CHIPS法でイノベーションハブとなる10の候補地 By Steven Zhou 米国のCHIPS and Science Act(CHIPSプラス法)では、国内半導体メーカーに対する527億ドルの補助金支出と240億ドル相当の25%設備投資税額控除が良く知られています。しかし、それと同じくらい重要なのが、商務省が5年間で100億ドルを投じる「地理的に分散した20地域のイノベーションハブ」の設置です。将来のシリコン・シティについて、中古半導体製造装置に関する世界最大のECサイトを運営するMoovのSteven Zhou共同設立者兼CEOが解説します。 Read More
2022-11-23 メイン州PFAS報告法へ6ヶ月の期限延期を求める手続き By James Amano 米国メイン州議会は、2021年7月、意図的にPFASを添加した化学製品等の製造者に対し、2023年1月1日より、製品およびその部品に含まれるPFASについて様々なデータをメイン州環境保護局に報告することを求める法律を制定しました。企業に提出を求められる情報は、技術的に詳細なものとなります。 環境保護局には、製造者が同法を遵守するために時間が必要であると判断した場合、製造者の報告期限を延期する権限があります。企業が適切な書式で申請した場合、環境保護局に6ヶ月の期限延期を要請するメイン州商工会議所の書簡に記載されます。書簡への追加申請の期限は11月28日です。サプライチェーンが多岐にわたる企業が延期を認められた事例があります。 企業から、延期要請を直接メイン州環境保護局に提出することもできます。その際は、商工会議所の申請書式と同様の情報を記載したメールを[email protected] まで送ってください。 SEMI PFASワーキンググループは定期的に会合を持ち、世界のPFAS規制に関する情報を共有し、規制当局に提出するコメントを作成しています。SEMI会員は、SEMI PFASワーキンググループに参加しご協力いただくことが可能です。[email protected]までご連絡ください。 James Amanoは、SEMIのEHS Sustainability担当シニアディレクターです。 Read More
2022-09-26 米国投資銀行シニアアナリストが語るシリコンサイクルを通したEDA市場の成長 By Bob Smith 米国投資銀行Needham & Company, LLCのシニアアナリストであるCharles Shi氏が、今年SEMICON Westと併催された2022 Design Automation Conferenceでされた講演は大変興味深いものでした。「EDA Powers Through Semiconductor Cycles」とのタイトルの下で示された、電子システム設計(ESD)エコシステムの明るい見通しについて、講演後にShi氏にお聞きしました。 Read More
2022-09-14 高電圧パワーテクノロジーが導く次世代半導体プロセス By Ray Morgan 世界的なチップ不足に加え、電化やデジタル化の進展により、世界の半導体への依存度が高まっています。McKinsey Companyは本年4月のレポート「The semiconductor decade: A trillion-dollar industry」において、デジタルトランスフォーメーションの加速を指摘し、2020年代の成長により2030年に半導体市場が1兆ドルに達すると予測しています。 出所:McKinsey Company 将来の需要に対応するために開発される半導体は、これまで以上に高性能な、より多くの機能を統合したものになるでしょう。ムーアの法則が厳密にいつまで適用可能かは議論が続いていますが、この法則は 60 年近くも業界に貢献しており、設計者がチップの機能をこれまでにない高みへと押し上げる上で、今後も意味があると言えるでしょう。高度な設計を製品化するには、何百もの連続した工程からなる革新的な製造プロセスが必要であり、半導体の複雑さと電力消費量が増加して行っても、最大の生産性と最小のダウンタイムによって高い歩留まりを実現することが期待されます。 このような期待に応える上で、正確に制御された信頼性の高い高電圧電源が重要な役割を果たします。 半導体製造プロセスを支える主電源および関連技術 最新の半導体では高アスペクト比のパターン形成によりプロセスが複雑になり、エッチングや成膜に単純なスイッチング電源を使用する時代は終わりを告げました。現在では、複数の高周波電源が、プロセスチャンバー内のプラズマ生成と制御を、ウェーハ上のパターンエッチングと同時に実行しています。複数電源とインピーダンス整合ネットワークを組み合わせることで、エッチングや成膜プロセスステップの変化にほぼ瞬時に対応してプラズマに電力を伝達し、プロセス電力をできるだけ低く抑えながらスループットを最大化しているのです。 最新のイオン注入プロセスにおいても、電源とインピーダンス整合ネットワークの組み合わせが必要となります。このプロセスでは、精密な電子ビームやイオンビームの加速、走査、制御に出力が数十kVの電源の組み合わせが利用されると共に、アーク放電の抑制、蒸着速度の向上、膜の平坦度と充填密度の向上のために高電圧パルスDC電源が利用される場合があります。また、イオンビームステアリングには高電圧パワーアンプが利用されます。 静電電圧計(ESVM)は、製造工程中のウェーハ制御において重要な要素となります。静電気系は一般に抵抗が高く電荷量が小さいため、従来の電子計測器では測定が困難です。ESVMは、エッチング、蒸着、イオン注入プロセスにおいて、高精度の非接触表面静電電圧測定を行い、また、静電チャック(ESC)でウェーハを固定した際に、ハンドリングや加工時にかかる力を最適化するためにも使用されています。 ウェーハの検査では、スループットを下げずに微細なパターン寸法を測定することが課題となります。今日の半導体製造では、高アスペクト比のパターンや複雑な三次元構造をサブナノメートルの分解能で迅速に測定することが求められます。そのためには、安定した正確な電力供給ができる高電圧電源と制御技術が必要です。 半導体製造におけるもう 1 つの重要な電力要件は、CVD、PECVD、PEALD装置のプラズマチャンバーの清浄度を可能な限り維持し、ダウンタイムとなる大規模チャンパークリーニングの頻度を最小化あるいは不要とするニーズに起因するものです。清浄度を保つためのインラインクリーニングは、通常、RFプラズマを使用したリモートプラズマ源によってNF3などのガスをプラズマ化して行います。 プロセス電力要件への対応 より正確なプロセス制御と、より的を絞った効率的な電力供給に対するニーズが、プロセス電力の技術革新を促しています。 RF電源を例にとると、最新の電源と整合ネットワークの場合,プラズマへの電力供給において、エッチングまたは蒸着プロセスの変化にほぼ瞬時に対応します。最新の技術革新のひとつに、非対称バイアス波形ジェネレータがあります。これは、高アスペクト比の誘電体構造のパターン形成に必要となる正確なバイアスプラズマを、計測と波形制御を応用して高速に実現するものです。 マイコン制御のステッピングモータードライブと高度なチューニングアルゴリズムを備えた最新型整合ネットワークは、チューニングと整合の応答時間を短縮することにより、RF電力の最適な供給を実現しています。こうしたネットワークの中には、RFセンサーを組み込んで、プロセスの電力とインピーダンスをリアルタイムに分析し、プロセスのばらつきを迅速に低減するものもあります。 イオン注入やイオンビームのアプリケーションでは、バラエディに富んだIGBT ベースの AC-高電圧直流電源の中から選択することで、全動作範囲における高効率かつ高信頼性を保証することができます。半導体検査で使用される走査型電子顕微鏡(SEM)用のラックマウント型およびモジュール型の電子ビーム電源は、様々なショットキー電子銃の構成に対応可能な柔軟性と、直感的なGUIによる操作や診断を提供するデジタル制御を内蔵するものが増えています。 静電チャック用電源も進化しており、高性能なものは高電圧アンプが主流となっています。静電チャックは静電容量方式が主流であるため、ウェーハの吸着時、剥離時に高電圧アンプの高い性能が発揮されます。4象限運転を実現する最新のアンプは、出力電圧に依存しない電流の供給とシンクが可能で、過電流、ウェーハ有無/ウェーハ吸着のしきい値、また吸着電圧、オフセット電圧、内部/外部振幅/オフセットなどのパラメータを制御することができます。 高耐圧静電チャックアンプにウェーハの状態情報をリアルタイムに表示 高電圧の進む道 信頼性が高い高電圧電源は、半導体製造におけるイオン注入、蒸着、エッチング、電子ビーム描画、プロセス計測・検査、テストなどの領域で不可欠となります。さらなる微細化、ワイドバンドギャップ(WBG)、3D技術への移行に伴い、電力の正確な制御の重要性がますます高まっています。電源メーカーは、現在の要件に対応するだけでなく、将来のニーズを予測し対応するための柔軟な電力プラットフォームを提供する必要があるでしょう。 Ray Morgan はAdvanced Energyの高電圧システム担当副社長兼ジェネラル・マネージャーです。 Read More