カレル・アーバネック記念賞 受賞者発表
2007年7月18日
2007年 SEMIインターナショナルスタンダード最高栄誉賞「カレル・アーバネック記念賞」受賞者発表
元NECエレクトロニクス株式会社の池田和子氏が受賞
SEMI(本部:米国カリフォルニア州サンノゼ)は、米国時間7月17日(火)、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の半導体製造装置・部品材料の国際展示会「SEMICON West 2007」(主催:SEMI)において、SEMIインターナショナルスタンダード賞の授与式を行いました。SEMIスタンダードにおける最高栄誉賞である「カレル・アーバネック記念賞」は、次の方が受賞されました。
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2007年 カレル・アーバネック賞 受賞者 |
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池田和子 (イケダ カズコ)氏
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池田氏の受賞は、SEMIスタンダード活動において、1995年のシリコンウェーハ委員会幹事就任、さらには翌年の材料部会長への就任以降、2006年までの11年間にわたり材料部会全体を牽引されたこと、またその間にSEMIスタンダード 日本地区スタンダード委員会(JRSC: Japan Regional Standards Committee)メンバーとして多大な貢献をされたことが評価されたものです。
池田氏のSEMIスタンダード活動への貢献の中でも特筆すべきこととしては、1) ディスクリート、バイポーラ、MOSといった様々なデバイス用のシリコン・アプリケーションに関する豊富な知見に基づいた指針を示されたこと、2) 300mmウェーハ仕様および関連のグローバル・スタンダードの開発に尽力されたこと、3) デバイス側の主要な業界団体である社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)とSEMIとの橋渡し役を務められ、非常に友好的な関係を構築されたこと、などがあげられます。
池田氏は、セミコン・ジャパン 1999において、日本地区におけるSEMIスタンダードの最高栄誉賞であるSEMIジャパン スタンダード賞も受賞されており、現在も材料分野を代表するJRSC委員として活躍されています。
池田氏は、お茶の水女子大学から化学の修士号を取得され、1971年に日本電気株式会社入社。以後20年間にわたってディスクリートデバイスおよびICデバイスの開発と量産に従事されました。1992年より、ULSIデバイス開発研究所結晶開発部長として先端技術開発から業界活動・学会活動におよぶ広範囲に活躍されました。その後、評価開発技術本部長に就任され、後には生産事業本部で製造品質向上活動に貢献、2006年11月にNECエレクトロニクス株式会社(2002年に日本電気より分社・独立)を退職されました。
<参考>
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カレル・アーバネック記念賞(Karel Urbanek Memorial Award):
Tencor Instrument(現在、KLAと合併しKLA-Tencor)の創業者であり、SEMIの役員として国際的な見地からSEMIスタンダードの拡大発展を図った故カレル・アーバネック氏の業績を称えて、1992年に創設されました。毎年、SEMICON West開催時に、SEMIのスタンダード活動において傑出したリーダーシップを発揮したスタンダード委員に授与されています。受賞者は、SEMIの国際スタンダード委員会によって選出されます。 |
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SEMIスタンダード:世界中の半導体やFPD製造において広く利用されている装置・材料についての業界自主基準です。デバイス製造側(ユーザー)からの要求をもとにサプライヤの専門知識を結集して開発され、世界中の多くの関係者により、準拠すべき仕様・技術標準として活用されています。現在、11分野で750を超えるスタンダードが出版されています。
>> http://www.semi.org/standards |
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SEMICON West 2007 開催概要:
会期:展示会 7月17日(火)~19日(木)、 併催イベント 7月16日(月)~20日(金) 会場:Moscone Center(米国カリフォルニア州サンフランシスコ) >> http://www.semiconwest.org/ |
