2008年井上晧EHS賞 受賞者発表

2008年12月2日
 

2008年井上晧EHS賞 受賞者発表
東芝 代表執行役社長 西田 厚聰氏が受賞


SEMI(本部:米国カリフォルニア州サンノゼ)は、本日12月2日(火)、株式会社東芝 代表執行役社長 西田 厚聰(にしだ あつとし)氏が、2008年の井上 晧(アキラ)EHS賞の受賞者に選ばれたことを発表しました。
本賞はSEMIが主催するもので、授賞式は、本日午後6時30分より帝国ホテル(東京都千代田区)において開催する「SEMIプレジデントレセプション」の席上で執り行われます。

東芝は、「地球と調和した人類の豊かな生活」を、2050年までに実現することをめざした環境に関するビジョンの策定に取り組み、2007年11月に「東芝グループ環境ビジョン2050」として発表しました。このビジョンでは、エネルギーの安定供給と地球温暖化防止を図る「エネルギー」アプローチと、豊かな価値の創造と地球との共生の両立を図る「エコプロダクツ」アプローチを両輪に、事業プロセス全体で環境負荷低減に取り組む「エコプロセス」、ステークホルダーとともに環境問題に取り組む「エコプログラム」という2つのアクションを展開しています。具体的にはライフサイクルを通して環境負荷の低減に寄与する環境調和型製品・サービスの提供、地球温暖化の防止、資源の有効活用、化学物質の管理など、設計、製造、流通、販売、廃棄などすべての事業プロセスで環境負荷低減の取り組みを推進されています。
この度の西田氏の受賞は、氏の強力なリーダーシップのもと、この環境ビジョンが策定されたこと、ビジョンの実現に向けさまざまな活動が実施され成果をあげていること、が評価されたものです。
また、東芝は、エレクトロニクス業界のリーディングカンパニーとして、業界全体のEHS (Environmental, Health and safety)活動の向上にも取り組んでこられましたが、西田氏のリーダーシップのもとでさらなる業界貢献が期待されています。

氏は、半導体産業における権威ある本賞の9人目の受賞者となります。

西田氏の受賞に際し、SEMIのプレジデント兼CEO スタンリー・マイヤーズ (Stanley Myers)は次のように述べています。「SEMIを代表して、西田 厚聰氏に井上 晧EHS賞を授与いたします。この賞によって、西田氏のリーダーシップと東芝の環境ビジョンを称えたいと思います。地球温暖化ガス削減を目指した先見性にとんだビジョン、資源のさらなる有効活用への取り組みは、どちらも製造業者が果たすべき責務を具現化した優れた事例です。」

SEMI井上 晧EHS賞選考委員会は、受賞理由として次の功績をあげています。
・環境調和型製品を開発・供給することによって、環境負荷の低減に貢献したこと。
・地球温暖化防止を目標に、二酸化炭素およびその他の温暖化ガス排出量削減をめざして事業プロセスの改善に取り組んだこと。
・資源の有効活用により、廃棄物排出量を削減したこと。
・化学物質の使用および排出を管理し、大気および河川・海洋への排出を削減したこと。

西田氏は、1975年に東京芝浦電気(現東芝)に入社、1985年に欧州でノートPC事業の立ち上げに携わられた後、デジタル情報機器部門の要職を歴任され、2005年6月に代表執行役社長に就任されました。

井上 晧 EHS賞 (Akira Inoue Award for Outstanding Achievement in Environmental, Health and safety in the Semiconductor Industry)は、SEMIのEHS Divisionが主催しています。この賞は、東京エレクトロン株式会社元社長であり、SEMIの元役員であった故 井上 晧 氏の業績を記念して創設された賞です。氏は、力強い環境安全の提唱者であり、EHS活動において多大な貢献をされました。この賞は、半導体産業および社会に対してEHS分野での顕著な功績が認められた産業界および学界の個人に対して授与されます。これまでの受賞者は次の方々です。

第一回(2000年)受賞者:
  STマイクロエレクトロニクス パスクァーレ・ピストリオ (Pasquale Pistorio) 氏
第二回(2001年)受賞者:
  インテル コーポレーション クレイグ・バレット (Craig Barrett) 氏
第三回(2002年)受賞者:
  アリゾナ大学 ファーハン・シャドマン (Farhang Shadman) 氏
第四回(2003年)受賞者:
  セイコーエプソン株式会社 草間 三郎 氏
第五回(2004年)受賞者:
  日立化成工業株式会社 内ケ崎 功 氏
第六回(2005年)受賞者:
  エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ ジェラルド・アーメントラウト (Gerald Ermentrout) 氏
第七回(2006年)受賞者:
  サムスン電子株式会社 黄昌圭 (ファン・チャンギュ)氏
第八回(2007年)受賞者:
  テキサス・インスツルメンツ社 リチャード K. テンプルトン (Richard K. Templeton) 氏



■ 東芝について

東芝は、「デジタルプロダクツ事業」、「電子デバイス事業」、「社会インフラ事業」を主力事業とする、複合的な電機メーカーで、この3分野に家庭電器などの事業を加えた4分野を東芝グループとして展開しています。創業は1875年で、「地球内企業」としてCSRを企業経営の柱に置いてグローバルに事業を展開しています。グループ従業員は198,000人、年間売上高は7兆6,681億円(2007年度)。

 

※西田 厚聰氏の写真はこちらをダウンロードしてお使いください。