韓国の半導体設備投資動向
韓国の半導体設備投資動向
SEMI市場調査統計部門 シニアディレクタ ダン・トレーシー
この10年にわたり、韓国の設備投資は着実に増加をしてきました。その背景には、SamsungとHynixというメモリ市場の大手企業の存在があります。2002年以降、韓国における300mm生産能力は著しい伸びを示しています。2010年12月現在では、2011年の300mm生産能力の増加率を9%、2012年の増加率を10%あるいはそれ以上と予測しています。200mmの生産能力保有量は、2008年から2009年にかけて減少しています。これは韓国に限ったことではありませんが、メモリメーカーが200mm生産能力を削減したことが原因です。
Source: SEMI, World Fab Forecast - Dec 2010
2010年の韓国における装置および材料(前工程および後工程)の支出額は、145億ドルに達する見込みで、2011年には147億ドル、2012年には150億ドル以上まで成長をすると現時点では予測されます。300mmファブ生産能力への投資が旺盛であり、そのため韓国の支出全体の中で、前工程分野の占める割合が最大となっています。
後工程分野への投資についても、メモリデバイス向けのアドバンスト・パッケージングやテストの需要があり、またパッケージング/テストの大手サブコンが韓国内に存在することから、大きなものとなっています。組立/パッケージングとテストを合わせた後工程装置への支出額は、2011年には10億ドル規模になりそうです。韓国のパッケージング材料(基板、リードフレーム、封止材料等)市場は24億ドルです。
Source: SEMI, Equipment Market Data Subscription - Dec 2010
Source: SEMI, Materials Market Data Subscription - Dec 2010
これ以外にも、韓国ではLED製造に対する設備投資が、2011年に5.5~6億ドル支出されると予測しています。韓国のメーカー各社はこの分野の主要企業であり、韓国は2011年以降もLED装置・材料の支出額ではトップ市場となるでしょう。
全世界のサプライヤが注目する韓国市場の主要プレイヤーが、今週開催されるSEMICON Korea 2011に集結します。詳細については、ウェッブサイト(http://www.semiconkorea.org/en/index.htm)をご覧ください。.
(初出 SEMI Global Update 2010年12月号)
