SEMI通信 2016年10月号 Repo 2

NextFlexにあつまる注目

by FlexTech/SEMI ハイディ・ホフマン

 

FlexTechが参画するフレキシブル・ハイブリッド・エレクトロニクス(FHE)製造協会のNextFlexによって、FHEは、この数週間にわたり大きなニュースとして取り上げられることになりました。1年前に設立されたこの組織は、ホワイトハウスや国防総省の代表団、国会議員、地方政府高官を招き、新たな開発プロジェクトとパートナーを発表することで、素晴らしいスタートを切ると共に、米国の先進的製造業に注目を集め、フレキシブル基板上に知的エレクトロニクスを製造する科学技術を推し進めたのです。

製造プロセス開発契約を勝ち取ったのは、スマート創傷被膜剤、超薄型チップ接着方法、マウスガードバイオセンサー、ユビキタス集積センサーシステムの各分野における大学と企業からなる4チームです。これらの資金提供を受けたチームに参加しているのは、パデュー大学、Integra Life Sciences、西ミシガン大学、インディアナ大学医学部、カリフォルニア・ポリテクニック州立大学サンルイスオビスポ校、Jabil Circuit、DuPont、NovaCentrix、パロアルト研究所(PARC)、カリフォルニア大学サンディエゴ校、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校、GE Global Research、i3 Electronics、Infinite Corridor Technologies、ロチェスター工科大学、Analog Devices、Corningの各校ならびに企業です。詳細については、NextFlexのWebサイト(www.nextflex.us)をご覧ください。

NextFlexは8月31日(水)に、サンノゼに完成した3万4千平方フィートの新施設のオープニングデイを催しました。イベントには200名を超える政府高官、州および地方政府当局者、そしてFHEの製造エコシステムと労働力を構成する全米の大学や企業の代表者が出席しました。このわずか1年前に、FlexTechは7,500万ドルの連邦補助金を得て、この製造イノベーション協会を設立に向けた共同契約を発表したのです。

NextFlex事務局長のマルコム・J・トンプソン氏と共にサンノゼ市長のサム・リッカード氏が開会の挨拶を述べましたが、彼はNextFlexの本部をシリコンバレーの中心に置いたことを熱烈に賞賛しました。これに続く最新施設へのドアを開くリボンカットが執り行われました。ここには、試作製造ラインと研究設備に加えて、相当な広さの事務スペースも備わっており、FHE製造課題の迅速かつ効果的な解決にむけて、会員企業やその他のパートナーが、施設内で開発や共同作業を進めることが可能となっています。

トンプソン氏は、協力的なエコシステムとしてのアプローチをしなければ、FHEの量産を支えるインフラ整備のために、長い年月と前例がないほどの資金を企業が負担することなるだろうと述べました。NextFlexの課題は会員の支援により解決されるのです。会員が協力してFHEの複雑な製造問題を素早く解決し、素晴らしい新製品を市場にスピーディに投入しているのを彼は目にしているのです。

9月14日(水)には、NextFlexは、米国の教育学者、ジル・バイデン氏を招き、シリコンバレーの教育および市民リーダーたちと、コミュニティカレッジの無料化についての討論を開催しました。副大統領夫人でもあるバイデン氏は、技術および製造分野のリーダー、コミュニティカレッジの総長及び学長や、その他の重要な関係者と共に、バラク・オバマ大統領が昨年の一般教書演説で発表した2年制のコミュニティカレッジを「信頼できる学生」に無料で提供するという提案を考察しました。トンプソン氏は、この機会を利用して、NextFlexのミッションの重要な部分を埋める人材育成についても言及しました。

NextFlexは年間を通して会員の募集ならびに技術計画の充実を図っていますが、現在は技術計画の第2段階の評価を進める一方、FHE製造の産業ロードマップの精度を高める作業をしています。詳細については、NextFlexのWebサイト(www.nextflex.us)をご覧ください。

初出 SEMI Global Update 2016年9月20日号
 

 

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