SEMI通信 2016年7月号 Repo 2

台湾初のハイテク・ユニバーシティ開催

 

台湾の高校生がハイテクの楽しさを学ぶ

写真:ハイテク・ユニバーシティ

SEMIの高校生向けハイテク教育プログラム「ハイテク・ユニバーシティ」が、4月20日から22日に、台湾の新竹市で開催されました。SEMIと、KLA-Tencor Taiwan、国立清華大学が主催した3日間にわたるイベントで、高校生は、科学、技術、工学、数学(STEM=Science、Technology、Engineering、Mathematics)について深く掘り下げた学習をインタラクティブな形式で体験しました。SEMIハイテク・ユニバーシティは2001年に開始して以来、これまで日本を含む8ヶ国で190回もの開催を重ね、延べ6千人を超える高校生が参加しています。ハイテク・ユニバーシティは、世界中から拍手と反響をいただいています。

今年はじめて、台湾でこのハイテク・ユニバーシティが開催されました。SEMI Taiwan代表のテリー・ツァオは、「ハイテク・ユニバーシティの目標は、若者が教育進路を決めてしまう前にSTEMの知識を提供し、興味を感じてもらうことです。台湾の高校生にとって、このプログラムはSTEM漬けのコースに参加するというだけでなく、このプログラムを支えていただく業界のボランティアと対話する機会にもなります」と述べています。グループ学習や体験学習を通じて生徒は技術を探究し、自分たちの将来の進路選択について理解を深めることができるのです。

 

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「米国では、KLA-TencorはSEMIと協力してハイテク・ユニバーシティをこれまでに7回開催しています。今回、台湾初のコースデザイン、講師トレーニング、現場の運営プランニングでは、台湾の生徒が半導体産業や将来の目標に向けた進路をよく理解し、情熱を抱くきっかけとなるように組み立てられました」と、KLA-Tencor Taiwan社長のトム・ワン氏は述べています。KLA-Tencor Taiwanの多くの従業員がボランティアで講師やアドバイザーを務め、自身の職業経験をハイテク・ユニバーシティで共有しました。生徒たちはKLA-Tencorの学習・トレーニングセンターのクリーンルームをガイド付きで見学しただけではなく、ボランティア社員による模擬面接も受けました。国立清華大学の学務部長、ニアン-ホア・タイ氏は次のように述べています。「SEMIハイテク・ユニバーシティのコースは、これまでにない手法で実践的な経験が得られるように工夫されています。これは国立清華大学のイノベーティブ・エキスポレーション(創造的探査)の価値と共通するものです。」

 

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3日間にわたり、生徒は、実習、個別学習、グループ学習をおこないました。ツァオはハイテク・ユニバーシティへの抱負を次のよに語りました。「3日間のコースに生徒たちは熱中し、高いレベルの自信と創造性とチームワークを見せてくれたことには感心しました。このイベントはその端緒についたばかりです。SEMIは台湾でのハイテク・ユニバーシティを拡大し、さらに多くの生徒に参加の機会を提供する所存です。」

 

 

 

ハイテク・ユニバーシティの詳細については、こちらのSEMIのWebサイトをご覧ください: www.semi.org/en/semi-foundation

 

(SEMI Global Update 6月14日号)