拡大する模倣品被害の状況とその防止に貢献するSEMI標準化活動(スタンダード)
背景 | 模倣品対策タスクフォースの設立 | SEMI標準化活動に求められるもの | SEMIによる国際標準規格 | 活動への参加 | お問合せ | 関連ワークショップのご案内
1. 背景知的財産権侵害は、グローバル化する現代社会での大きな問題です。とりわけ模倣品被害は沈静化するどころか,むしろ拡大しています。そして、それは当然ハイテク産業も例外ではありません。
2. SEMIスタンダード「模倣品対策タスクフォース」の設立半導体業界でも、工場から出荷されたICがセットメーカーに納入されるまでの物流過程で、中身が模倣品とすりかえられる事件が発生しており、被害が深刻化しています。 この取り組みとは、物流におけるICのリールやトレイに暗号化ラベルを貼付け、認証システムを導入してセキュリティを確保しようとするものです。そのためには、誰もが利用できる国際標準規格(スタンダード)とそれに基づいた認証システムが前提として必要になります。
3. SEMI標準化活動(スタンダード)に求められるものSEMIに求められた標準化項目には次の4つがあります。これによって、SEMI会員の顧客であるICメーカーの利益を保護し、ひいてはSEMI会員の利益を保護することが期待されました。
SEMIのスタンダード委員会では、2007年3月に米国に「模倣品対策タスクフォース」を設置し、標準化作業に着手しました。日本でも2008年4月にそれに対応するタスクフォースが組織され、ヨーロッパではその活動をISOが担うことにより、その地域の習慣に沿った戦略をもって標準化を促進しています。
4. SEMIスタンダード活動により開発される国際標準規格実は、日本国内のSEMIのスタンダード委員会(トレーサビリティー委員会)では、WSCの枠組みから発生した上述の活動がはじまる以前の2002年末から、個々のICのマーキング方法の標準化を開始していました。活動の成果は、ダイと小型パッケージに適用可能な微小2次元バーコードの規格標準化作業が昨年完了し、セミコン・ジャパン2007のワークショップで紹介され大きな反響を呼びました。 この規格は、2008年7月にSEMI T19-0708「デバイスマーキングに関する仕様」として既に出版されております。 米国を中心とした模倣対策タスクフォースの活動により、昨年11月にSEMI T20-1108「半導体および関連製品の認証システムの仕組みの仕様」が既に出版されていますが、日本がトリガーになったICの認証システムについては、システムのインフラの枠組みを初めから創ることになり、昨年8月よりその取り組みは開始されました。
5. SEMIスタンダード「模倣品対策タスクフォース」へのご参加のお願いこのようなIC単体と物流工程をまたがる広範囲な標準化活動を推進するには、SEMI会員企業やICメーカーに加え、セキュリティ業界、物流業界、各国政府の協力を仰いで、各地域の法律に適合した認証の技術とシステムを構築しなければなりません。
お問合せ本活動についてのご質問、参加のご希望は、以下へご連絡ください。 SEMIジャパン スタンダード部 菅野博史
「半導体デバイス品質向上と模造品対策の決め手」ワークショップの開催SEMIスタンダード 日本地区トレーサビリティー委員会 模造品対策タスクフォースでは、6月30日(火)無料にて、この活動に関するワークショップを次のとおり開催いたします。詳細をぜひご確認ください。
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