ハイテク・ユニバーシティ卒業生への5年後のインタビュー
ハイテク・ユニバーシティ卒業生への5年後のインタビュー
ハイテク・ユニバーシティは2001年に開始されて以来、何千人もの高校生が参加してきました。今では、初期のプログラムに参加した生徒が大学を卒業し始めるという節目に差し掛かっています。
SEMIのシニアPRマネージャー Scott Smithが、2003年にカリフォルニアで開かれた第3回のハイテク・ユニバーシティに参加したKatherine Riesterに話を聞くことができました。Katherineは最近カリフォルニア工科大学サンルイスオビスポ校で学士号を取得しています。
スコット(SS): キャサリン、今日は時間をとってもらってありがとう。それと卒業おめでとう。ハイテク・ユニバーシティに参加する前のことから聞かせてもらえるかな。
キャサリン(KR): 参加したのは、ハイテク・ユニバーシティが始まったばかりの頃だったの。私は実際、いい高校生だったと思う。いつも学校には真面目に取り組んでいたし、ハイテク・ユニバーシティみたいなチャンスがあると、すごく参加が楽しみだったわ。オールAではなかったけど、かなりそれに近い成績でした。
SS: 君は初期のハイテク・ユニバーシティ参加者のひとりだけど、たしかそれからもスタッフとして、その後のハイテク・ユニバーシティを手伝ってくれたんだね。参加してみて、どんなことが得られたかな。また、その後のハイテク・ユニバーシティでは、どんな部分が変っていったんだろう。
KR: 多分カリフォルニアで2回目か3回目のハイテク・ユニバーシティだったと思うけど、参加してみてハイテク産業のことが前よりよく理解できたと思うし、それに実社会全般について、今までとは違う見方ができるようになったわ。産業界の専門家にお会いして、アドバスを受けたり、その人たちの生活を知ることができたのはユニークな体験だった。それが私のインターンシップを受ける気持ちを強くし、最終的には進路を決めることになったと思う。
コースが終わった後で、その先のハイテク・ユニバーシティの運営をお手伝いする話をいただいたので、自分たちが得ることのできたユニークな知識を、他の参加者にも学んでもらい、人生にいかしてもらう後押しをすることになったの。その後のハイテク・ユニバーシティは、学業の目標達成に懸命になっていても将来についてはよく分からないでいる生徒たちに対象をフォーカスしたことが、よくなった点だと思う。それで、このプログラムは生徒にとって一層意味のあるものになったわ。若者がハイテク産業への進路を考えるよう、啓発し勇気づける、そしてそれが「クール」だと考えてもらう、それがハイテク・ユニバーシティの目標だし、この目標に忠実にこれまで開催されてきたと本当に思う。
SS: ハイテク・ユニバーシティのどんな部分が面白く、役に立つと思ったか、聞かせてほしい。
KR: 私の場合は、履歴書の話が一番だった。その後にも、履歴書については何度も話を聞いたし、どれも同じ内容の繰り返し。でも、他の人よりも何年も早く履歴書の重要性を知ることができたことは役立ったわ。もうひとつ、実社会のとても重要な面を学ぶことができたの。それはネットワーキングのこと。人との結びつきや、人と会う機会を逃さないことの大切さを教わり、それが今の職業につくのにも役立ったと思う。
SS: ハイテク・ユニバーシティに参加したことが、統計学を専攻することになった決断にも影響したということ?
KR: 参加したことが、最終的な判断をする助けになったと強く感じています。最初は生体工学に進むつもりだったのが、ハイテク・ユニバーシティで統計学に触れたのがきっかけで、次の年に統計学のクラスをアドバンストプレースメント(優秀な高校生が履修できる大学レベルの科目)でとることにしたの。そうしたら統計学なら色々な産業で力を活かせるし、会社の成功を助ける重要な役目を果たせると気づいたわけ。
SS: 教育、仕事、どんなことでもかまわないので、次に考えているステップは?
KR: 今はカリフォルニア州サウザンドオークスにある医薬品会社Amgen Inc.で働いています。自分の技術的な知識と統計学を組み合わせて、社内のニーズに対するソリューションを見つけるのが、ここでの私の仕事。たとえば、研究中の患者登録数の予測精度を上げるとか、報告データを登録して報告手続きを簡略化する新しいデータベースとか。あと、統計学の博士号もとろうと思って、テキサス農工大のオンライン学位コースをとっているの。
SS: ハイテク・ユニバーシティでの経験や、スタッフとの関係をふまえて、参加を迷っている生徒に何かアドバイスできることはある?
KR: 生徒たちには、私がこの何年か学んできたことを話すことになるでしょうね。それに、指導者やプログラムスタッフが、与えられたチャンスを逃さないように助けてくれたことも。
チャンスとは学び取ることだし、本当に苦しいものではないかな。ハイテク・ユニバーシティが技術科のクラスで紹介されたとき、機会を逃さずに参加したし、それで自分自身をよく知って将来の目標をはっきりさせる素晴らしい経験をすることができた。Amgenの誰かがキャンパスで話をしにきたときも、機会を逃さずに自己紹介をして、Amgenで働きたいといったの。それがインターシップにつながって、卒業後には正社員へとつながっていった。私は誰かが何かを教えてくれるというときは、一度も断ったことがないし、だから沢山のことを学び、いつまでも思い出となる素晴らしい経験をすることができたと思う。
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日本における第3回ハイテク・ユニバーシティの開催は、2009年3月25日~26日に、大日本スクリーン製造(株)彦根地区事業所ならびにNECセミコンダクターズ関西(株)本社・滋賀工場を会場に開催を予定しております。スポンサーシップについてのお問い合わせは、日本ではSEMIジャパン プログラム部 jeventinfo@semi.orgまでご連絡ください。 |
