SEMIハイテク・ユニバーシティの成果を振り返る
SEMIハイテク・ユニバーシティの成果を振り返る
SEMIハイテク・ユニバーシティ(High Tech U)は2001年に米国オレゴン州ポートランドで第1回目を開催以来7年がたち、これまでの成果を振り返ってみるべき時期となりました。ハイテク・ユニバーシティは、高校生を対象に半導体やマイクロエレクトロニクス産業への関心を深めてもらうために、実習等をまじえて楽しく学んでいただくプログラムです。本プログラムを通じて、次世代のハイテク産業を担う優秀な人材の育成を目指しています。
現在までにハイテク・ユニバーシティに直接参加した生徒は約2,500名にのぼり、ハイテク・ユニバーシティの教員教育プログラムに参加した476名の教師の授業を受けた生徒は41,000名に達しています。このような素晴らしい数字は、全世界で実施回数の増加によるもので、2008年には、オーストリア、フランス、日本、シンガポール、米国で前年より2割増となる18回の実施をすることができました。
また、ハイテク・ユニバーシティに参加者の中から、昨年は32名の将来を嘱望される生徒に合計4万ドル以上の奨学金を授与しました。奨学金の基金は、企業や個人からの寄付に加え、SEMI Pacific Northwest CommitteeやSEMI Austin Steering Committeeが主催する募金イベントによって支えられています。
ハイテク・ユニバーシティを統括するSEMI VPのLisa Andersonは次のように述べています。「7年がたち、ハイテク・ユニバーシティの成果が現れてきました。現在は大変興味深い節目にきていると思います。ハイテク・ユニバーシティの最初の参加者が大学卒業をはじめており、彼らからのフィードバックや、新しい要素やプロセスの開発への参加を期待しています。そうなれば、ハイテク・ユニバーシティは将来も間違いなく成功してゆけるでしょう。」
最近のアンケート結果では、参加者の99%がマイクロエレクトロニクスに関する知識を増やすことができた、また91%がハイテク分野の職業につくために必要な科目がわかった、88%が理工系の進路に興味があると回答しています。
ハイテク・ユニバーシティを繰り返し提供し続けることで、参加者によい影響を与え、マイクロエレクトロニクスにフォーカスした楽しい授業と進路指導を通じて、最終的には生徒が高校を卒業した先に広がる進路について、十分な情報に基づいた選択ができるようにすることが、このプログラムの重要な目標です。
ニューヨーク州カナンデーグアのヴィクター高校のKevinは次のように話しました。「技術系の進路に進めればいいなと思っています。SEMIのハイテク・ユニバーシティで、半導体やナノテクノロジー産業のことを知りました。どちらも面白そうで、こうした分野に進路を決めようかと考えています。」
Andersonはまた、次のように述べています。「生徒たちにハイテク分野へ進む機会を提供するだけなく、ハイテク・ユニバーシティでは生徒の心に自信を植えつけようと努めています。彼らが最終的にハイテク産業への道を進むか進まないかにかかわらず、ハイテク・ユニバーシティは生徒たちに何か新しいことへ挑戦する自信を与えるのです。それは、スポーツだったり、課外活動だったり、あるいは大学進学のための難しい勉強かもしれません。」
アイダホ州ポカテロのセンチュリー高校のRachelはハイテク・ユニバーシティの経験について次のようにまとめています。「わたしは自分でも優秀だと思うし、色々な可能性があると思っています。でも、ハイテク・ユニバーシティに参加してからは、リーダーになりたい、もっと難しい勉強をしたいと考えるようになりました。」
SEMIハイテク・ユニバーシティは、企業、団体、教育機関の支援によって実施されています。このプログラムをはじまりから支援していただいているApplied MaterialsとIntelをはじめ、数多くの企業の協力を得てまいりましたが、この活動をさらに推し進め拡大するために、SEMIはこれからも業界のスポンサー企業を募っていまいります。
ハイテク・ユニバーシティのスポンサーシップについてのお問い合わせは、日本ではSEMIジャパン プログラム部 jeventinfo@semi.orgまでご連絡ください。
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日本における第3回ハイテク・ユニバーシティの開催は、2009年3月25日~26日に、大日本スクリーン製造(株)彦根地区事業所ならびにNECセミコンダクターズ関西(株)本社・滋賀工場を会場に開催を予定しております。 |
